2014-06-05 第186回国会 参議院 法務委員会 第21号
もっと細かく申し上げますと、例えば一点目、これは、適切な言語により苦情申立て手続が公表されること、二点目は、適切な場所では、被収容者は、公式な苦情申立てをする前に非公式に争点を解消することを奨励されること、それから三点目に、被収容者は公式な苦情申立てをいつでも秘密に行うことができ、英国国境庁や独立査察委員会に対して苦情申立てができること、四点目に、苦情申立ての書式は、被収容者が理解できる言語のものが
もっと細かく申し上げますと、例えば一点目、これは、適切な言語により苦情申立て手続が公表されること、二点目は、適切な場所では、被収容者は、公式な苦情申立てをする前に非公式に争点を解消することを奨励されること、それから三点目に、被収容者は公式な苦情申立てをいつでも秘密に行うことができ、英国国境庁や独立査察委員会に対して苦情申立てができること、四点目に、苦情申立ての書式は、被収容者が理解できる言語のものが
総理は、フセインが大量破壊兵器を持っていないことを証明する機会を生かさなかったとイラク側に責任があるかのように言いますが、国際社会の圧倒的多数は査察の継続を求め、当時の国連査察委員会のブリクス委員長は、あと数カ月で結論を出せると述べていたのであります。それを一方的に打ち切り、国連安保理事会の合意もなしに戦争に踏み切ったのであり、責任が米英にあることは明白でありませんか。
具体的に申し上げますと、国連の中には、イラクの大量破壊兵器を見るための、最初はUNSCOMと呼ばれ、その後はUNMOVICと名前を変えますが、国連の査察委員会がございます。そこに日本は専門家を委員として送り出すだけではなくて、その委員会と日常的に情報収集をしておりました。
○国務大臣(町村信孝君) その時点での政府の判断は、実際にイラクが過去に大量破壊兵器を使用したという事実があったこと、これはいろいろくどくどしく説明しなくても既にクルド族への使用等々が言われておりますが、それから国連の査察団の指摘、これは例えば二〇〇三年の三月六日付けの国連監視検証査察委員会の報告あるいは一九九九年一月の国連大量破壊兵器特別委員会の報告などなどございます。
国連の査察委員会ですよ。マスタード、これは致死量は小さじ一杯。マスタード化学爆弾約六千五百発、これに関する行方が不明である。VXガス、致死量は〇・二滴。三・九トン生産したが、廃棄量については検証できていない。こういう査察委員会の報告もなされているんです。 今仮に、確かに大量破壊兵器は発見されなかった。
しかし、これを、だからこそ査察委員会もイラクが証明しなさいと言っているんだ、国連決議でも。イラクが証明しないんだから、あるともないとも、一〇〇%は断定できない。一〇〇%ないんだったら、イラクが証明すれば戦争は起こっていないんですよ。それを言っているんです。
一九九四年二月の国連人権委員会での報告や、二〇〇三年三月の国連監視検証査察委員会の報告によれば、イラクは、イラン・イラク戦争中の一九八三年から一九八八年の間、大量の化学兵器を使用した。特に、一九八八年三月には、イラク北部にあるクルド人の町ハラブジャで、化学兵器を使って住民約三千二百人から五千人を殺害したとされております。
査察の活動が始まって、いろんな意見がありますが、とどのつまり、その査察委員会の方から国連の安保理事会にいろいろ報告があった。二月十七日、三月の七日でしたっけ、そういう報告の中で、いや、まだ査察の継続が必要ですよという報告を出しているわけでしょう。三月十七日には、作業のいろんな手続も明らかにしているわけですね。
それから十一、十二で、十一は、いわゆるブリクス監視検証査察委員会の委員長とIAEAのエルバラダイ事務局長に対して、何か問題があったら、「武装解除の義務についてのイラクのいかなる不履行も直ちに同理事会に報告することを指示する。」と。十二番目は、直ちに会合することを決定するというようになっています。
また、証言によっては、査察委員会元査察団長等の発言からも、おおむね九一、二年の段階でイラクが持っていた大量破壊兵器の九割から九五%以上はもうないだろう、もう少し査察を強めればほぼ完全になくすことができるというような発表もあったんですけれども、そういう状態でした。
最終報告が出たら、さらに議論をしたいと思いますが、しかし、イラクの戦争前に査察委員会の委員長を務めたブリクスさんは、最近のインタビューに答えて、イラクが大量破壊兵器のほとんどを九一年の夏に廃棄したとの確信をますます強めている、米国の攻撃を抑止しようと、そうした兵器を保有しているかのように偽装していたとの見方を示しています。ブリクスさんですよ、これ。
これは、国連の査察委員会、安保理決議におきましても疑惑が十分あるということを認めているわけですから。そして決議がなされたんです。そして、査察団に対して、の報告を国連安保理決議が聞いて、十分疑惑があるからイラクに向かって、ないということを証明しなさい、ということをイラクはしなかった。
しかし、国連の査察委員長、何て言いましたか、彼ははっきりとイラクは査察に協力的だということを言っていましたよ、新聞にも大きく出ておりましたしね。それにもかかわらず、査察団をはねのけましてアメリカ、イギリスは軍隊を送り込んで、そして何千人、ひょっとしたら何万人という死者まで出ている。何ら証拠もなしに殺人事件を犯したと、こう言われても仕方がないように思うんですけれどもね。
私、この点では非常に重要だと思うのは、今、国連のUNMOVIC、つまり査察委員会、こういうものの活動を私は早急に再開すべきだと思うんですよ。ところが、現実に国連安保理でも、私ちょうど国連のUNMOVICとIAEAのホームページを見ました。
UNMOVIC、国連監視検証査察委員会のブリクス委員長は、六月三十日の退任に際して、NHKのインタビューに応じ、開戦前の二月の、大量破壊兵器の存在を強調したパウエル国務長官の安保理演説に触れ、「米軍などは集めた機密情報を明らかに拡大解釈したと思う。亡命者、衛星写真などの情報をもとに特定の場所の査察を要請されたが、大量破壊兵器は見つからなかった。だから我々は、米軍の情報には懐疑的になった。」
同じようなことを、いわゆる国連査察委員長のハンス・ブリクスさんが言っておられて、これは朝日新聞の六月五日でございますが、こうなんです。 開戦後、あなたはイギリス・BBCラジオとのインタビューで、米英が国連などで示した情報の多くを当てにならないものだったと評しました。
をしているということを申しましたけれども、国連との関係では、これは、一四八三においてこのことについては触れられておりまして、これは主文のパラ十一ですけれども、イラクがその武装解除の義務を果たさなければならないことを再確認し、イギリスとアメリカに対し、この点に関するみずからの活動を安保理に報告するよう慫慂し、あとちょっと飛ばしますけれども、幾つかの決議、一四四一、六八七云々と書いてありますが、に規定される国連監視検証査察委員会
それから、国連監視検証査察委員会、UNMOVIC、先ほどから何度か申し上げていますが、UNMOVICのブリクス委員長も、米英の情報をもとに査察を行ったけれども、何も発見できなかったと。つまりは、事前に米英からいろいろな情報を得たけれども、それによっては何も発見できなかった。
○広中和歌子君 国連の査察の継続について、昨日のNHKのテレビ番組、何でしたっけ、それによりますと、国連査察委員会のブリックス委員長は、当時も、つまり武力行使開始前後も、そして今も査察の継続というのを望んでいるわけでございますが、こうした立場を日本としては支持なさいますか、それともアメリカを中心とする独自の査察を行うことに対して支持をなさっているのか、お伺いいたします。
査察委員会のブリクス委員長は数か月の査察延長でミサイルなどの廃棄によって平和的に解決できると報告し、平和解決の道は開かれていたのです。ところが、アメリカは武力攻撃によってこの平和解決の道を断ち切りました。ブッシュ大統領の言明によっても、この戦争の目的が、大量破壊兵器の廃棄ではなく、武力によるフセイン政権の打倒であることが明らかであります。
仏独ロなど多くの国が反対し、アナン国連事務総長や国連査察委員会のブリクス委員長までもが査察継続を求めたのにかかわらずであります。かかる行為は、国連憲章の精神に真っ向から反対するものでもあります。政府がこうした米国の武力行使を支持することは、対米追従外交にほかならず、断固反対するものであります。
○齋藤勁君 国連のアナン事務総長、そしてブリクス査察委員会の委員長は、今回の武力行使決議、武力行使に至ったときに沈痛な会見をされていましたね。引き続き査察を続けたかったと、こういう会見をしております。 日本の国是であります平和主義や国連中心主義というのは、これは崩壊したのではないかという、先ほど国連の強化のやり取りが出ましたけれども、別にそのことについての見解に異論を唱えるつもりはございません。
この間の活動は、五回にわたる査察委員会やIAEAの報告によっても、それまでの四年間とは様相が一変し、曲折はありながらも査察活動は実質的な成果を上げつつあります。そして、国連決議一二八四に基づく今後の本格的な大量破壊兵器の廃棄に向けた作業手順と対象リストが国連安保理に提出されたのが一昨々日のことであります。査察活動は国連の決議に従って今本格的な軌道に乗り始めたところなのであります。